教育漢字・学年別漢字配当表(1992年度~2019年度)

■ 教育漢字・学年別漢字配当表

◆教育漢字◆

常用漢字のうち、義務教育期間中に読み書きできるように指導する必要があるとして文部科学省の小学校学習指導要領で示された「学年別漢字配当表」の漢字の俗称。

1989年(平成元年)改定で1006字となりました。実施は1992年度(平成4年)から。

☆2020年度からの学習指要領改訂で、都道府県名として使われている20字を教育漢字に編入し1026字となります。
(2018年度から移行期間で、学習する学年が変更になる漢字があります)

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日本語の人称代名詞>不定称

■日本語の人称代名詞>不定称

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不定称

不特定または未定の人を指す代名詞。

《不定称の例》

たれ(誰)
はっきりとは知らない人、また名を知らない人を指したり問うたりするのに使う古語。
近世からしだいに「だれ」が一般的となり、現代では文語脈の中に残る。 どの人。どんな人。
た(誰)
不定称。「たれ」に同じ。
だれ(誰)
(タレの転)
江戸時代以後生じた形で、現在は「たれ」よりも一般的な不定称。
名を知らない人、または、その人とはっきりわからない人。または自分以外の不特定の人。
どなた(何方)
(もと、「どの方角」の意)
「だれ」の尊敬語。どちらさま。
どいつ(何奴)
ぞんざいな言い回しの不定称。なにやつ。どのやつ。どやつ。どれ。
それがし(某)
確実な名前がわからない、または名前をあげることができない人・物事を指す代名詞。
なにがし。だれそれ。なになに。某(ぼう)。
転じてへりくだった一人称にも用いる。
なにがし(某・何某)
人または物事・場所などの名および数量がはっきりしないか、または、わざとぼんやりという時に用いる語。

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参考文献:『広辞苑 第五版』『新明解国語辞典 第五版』『類語選びの辞典』ほか

日本語の人称代名詞>三人称

■日本語の人称代名詞>三人称

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三人称(他称)

会話の当事者以外(第三者)を指す代名詞。第三人称。他称。

《三人称の例》

かれ(彼)
あれ。あのもの。古くは人をも人以外のものをもさした。人の場合、男女ともにさした。

かのじょ(彼女)
(欧語の三人称女性代名詞の訳語「彼女(かのおんな)」から)
あの女。その女。この女。

やつ(奴)
卑しめていうとき、また親しみを込めて無遠慮にいうときに用いる三人称。
複数形は「奴等(やつら)」「奴原・奴儕(やつばら)」。

あやつ(彼奴)
第三者をののしっていう語。あのやつ。あいつ。

あいつ(彼奴) (アヤツの転)
人を軽侮して、または無遠慮にいう時に使う三人称。あのやつ。あの者。また、「あれ」のぞんざいな言い方。

きゃつ(彼奴) (カ(彼)ヤツ(奴)の転)
敬意の極めて薄い他称。第三者を軽んじて、また友人に親しみをこめたりふざけたりして呼ぶ語。あいつ。

そやつ(其奴)
人をののしっていう呼称。

そいつ(其奴) (ソヤツの転)
人を軽侮して、または無遠慮に呼ぶ語。その野郎。そのやつ。また、「それ」のぞんざいな言い方。

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参考文献:『広辞苑 第五版』『新明解国語辞典 第五版』『類語選びの辞典』ほか。

日本語の人称代名詞>二人称

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二人称(対称)

話し相手(聞き手)を指す代名詞。第二人称。対称。

《二人称の例》

あなた(貴方・貴男・貴女)
(1) (「彼方(あなた)」の転) 第三者を敬って指す語。あのかた。
(2) 近世以後、目上や同輩である相手を軽く敬って指す語。(現今は敬意の度合が減じている)
(3) 夫婦間で妻が夫を呼ぶ語。

あんた(アナタの転)
現在は同輩か目下の者に使い、ぞんざいな感じを伴う口語の二人称。 近世後期、初め遊里で目上の人に対して用いた。

わ(我・吾)
お前。親愛または軽侮の意をこめて呼ぶ二人称。

な(己・汝)
一人称から転じた二人称。おまえ。なんじ。なれ。いまし。

なれ(汝)
古い日本語の二人称。同等以下の相手を指す。なんじ。おまえ。

なんじ(汝・爾) (ナムチの転)
同等以下の相手を指す語。お前。そち。
※「なむち(汝)」……(ナ(吾)にムチ(貴)の付いた二人称の古語。)

いまし(汝)
古い日本語の二人称。親しみの気持ちで相手をさす。あなた。なんじ。

きみ(君)
男の話し手が同輩以下の相手を親しんで指すのに使う呼称。あなた。おまえ。
「僕」に対応する語。

きさま(貴様)
男性が同輩または目下の者に使う対称。また相手をののしって言う語。おまえ。うぬ。
近世中期までは目上の相手に対する敬称。

おまえ(お前・御前)
もとは同等または目上に対する呼称。
今は主に男性が、同等あるいは目下を指すぞんざいな言い方の二人称。

きこう(貴公)
武士や軍人が用いた堅い言い回しの二人称。
本来は武士ことばで、目上に対して用いた敬語。のち、同輩またはそれ以下の相手に対して用いるようになり、武士以外でも使うようになった。
そこもと。おてまえ。きさま。おまえ。きみ。

けい(兄)
男性が、同性の先輩または同輩に対して尊敬の意をこめて呼びかける呼称。改まった席での挨拶で使う語。

うぬ(汝・己)
相手を卑しめていう呼称。おのれ。なんじ。きさま。
自分自身を指すこともある。

われ(我・吾)
相手を呼ぶ代名詞。後世はいやしめていう場合が多い。
本来は一人称。中世以後は二人称としても使う。

じぶん(自分)
(主に関西で)相手を呼ぶ語。もとは自分のことを指す一人称。

おのれ(己)
目下の者に、または人をののしる時に使う二人称。きさま。こいつ。

そこもと(其処許)
同輩か目下に対して用いる二人称。そなた。そのもと。

そなた(其方)
目下の相手を、やや丁寧に指す語。

そのほう(其の方)
目下の相手を指す語。なんじ。おまえ。

そち(其方) (「ち」は方角の意)
目下の相手を指す語。そなた。なんじ。おまえ。

こやつ(此奴)
相手を卑しめていう語。このやつ。こいつ。

こいつ(此奴) (コヤツの転)
人を軽侮して、または無遠慮に呼ぶ語。また、「これ」のぞんざいな言い方。

《二人称複数形》

みなさま(皆様) 二人称複数形。
多数の人を指していう尊敬語。

みなさん(皆さん) 二人称複数形。
多数の人を指していう尊敬語。「みなさま」のややくだけた言い方。

おのおの(各各・各々) 二人称複数形。
多数の人を指していう語。みなさん。おのおのがた。

おのおのがた(各各方・各々方) 二人称複数形。
多数の人を指していう尊敬語。江戸時代の武士ことば。

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参考文献:『広辞苑 第五版』『新明解国語辞典 第五版』『類語選びの辞典』ほか。

日本語の人称代名詞>一人称

■日本語の人称代名詞>一人称

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一人称(自称)

話し手自身を指す代名詞。第一人称。自称

《一人称の例》

わたくし(私)
話し手自身を指す語。現代語としては、目上の人に対して、また改まった物言いをするのに使う。

わたし(私) (ワタクシの約)
話し手自身を指す語。「わたくし」よりくだけた言い方。

あたし(私) (ワタシの転)
一人称のくだけた言い方で、主に女性が用いる口語。

あたい(私) (アタシの転)
下町や花柳界などの婦女子または小児の使う口語一人称。

あっし(私) (アタシの転)
口語一人称。主に職人が用いる。

わし(儂・私・俺) (ワタシの約)
近世、主として女性が親しい相手に対して用いた一人称。
現在では年輩の男性が、同輩または目下に対して用いる。

わ(我・吾)
最も古い日本語の一人称。わたし。われ。あ。おのれ。

あ(我・吾)
古い日本語の一人称。われ。私。
同義の「わ」に比して用例は少なく、多く「あが(私の、自分の)」の形で、相手に親密感を持つ場合に使う。

な(己・汝)
古い日本語の一人称。自分。おのれ。

われ(我・吾)
古くから自分自身を指す語。本来は一人称。中世以後は二人称としても使う。
あれ。おのれ(己)。わたくし(私)。

おれ(俺・己・乃公) (「ワレ」または「オノレ」の転)
現代では主として男が、同輩または目下の者に対して用いる、荒っぽい言い方の一人称。
もとは男女ともに、また目上にも目下にも用いた。

おいら
(俺等・己等) (「オレラ」または「オノレラ」の転)
一人称「おれ(たち)」の意のくだけた言い方。主に男性が用いる。

ぼく(僕)
男子が自分自身を指す語。
もとは、心情的にはあなたの僕(しもべ)に過ぎない私という、へり下った言い方。
明治期から、初め書生言葉として、話し言葉で使われるようになった。
今はおもに成人前の男性が同等以下の相手に対して使う、砕けた言い回しの自称。
※『毎日の言葉』柳田国男〈新潮社文庫〉所収「ボクとワタクシ」参照

わらわ(妾・私) (童(わらわ/子ども)のような不束者(ふつつかもの)の意で、女性の謙称)
武家時代身分の有る女性、特に武家の子女がへりくだって使う自称。
わたし。わたくし。

まろ(麻呂・麿)
主として平安時代以降、身分の上下・男女を通じて使われた一人称。われ。わたくし。

よ(余・予)
主として漢文風の文章に使う、自分自身を指す語。
わたし。われ。
※「余」は「餘」の略字ではない。

わがはい(我輩・吾輩)
男性が自分自身を指す語。男子が自分のことを一人前の存在として言う言葉。
現在では尊大な自称として用いる。
われ。私。

せっしゃ(拙者)
主に近世、ある地位にある男性(武士・医者など)が用いた一人称。
本来は自分をへりくだっていう語であるが、尊大な態度で用いることもある。

みども(身共)
主として武士階級で、同輩または目下に対して改まった感じで用いた一人称、または一人称複数形。われ。われら。

それがし(某)
わたくし。なにがし。男性がへりくだっていう一人称。(もとは不定称。名の知れない人のこと、誰か)

なにがし(某・何某)
わたくし。それがし。拙者。男性がへりくだって用いる一人称。

やつがれ(僕) (ヤツコアレ(奴我)の約。古くは清音)
自分の謙称。上代は男女ともに用いた。うぬ(己)。

しょうせい(小生)
主に手紙で、男子が自分を指して使う謙称。目上の人に対しては使わない。わたくし。

ぐせい(愚生)

手紙などで、男子が自分を指す謙称。小生。

じぶん(自分)
話し手自身を指す言葉。昔の軍人や警官が用いた堅苦しい言い回し。
わたくし。われ。

ふしょう(不肖)
自分の謙称。「親または師匠に似ず劣っている」と自分をへりくだって言う語。

とうほう(当方)
一人称。組織・団体の意味が強い。
こちら。わが方。自分の方。私ども。

こち(此方) 「ち」は方角の意。
自分に近いほう。こちら。わたし。われ。

こっち(此方) (コチの促音化)
こちら。この方。転じて、一人称にも用いる。

こちら(此方)
「こっち」よりやや丁寧な一人称、または一人称複数形。わたくしども。われわれ。こっち。

こちとら(此方人等)
一人称複数形「自分たち」の意の口頭語的表現。おれたち。われわれ。自分ら。
単なる一人称としても用いられる。自分。おれ。

うち(内)
関西方言で、多く女性や子供が使う一人称。自分。わたし。

《特殊な職業の一人称・自称》

ちん(朕)
天子・帝王・天皇の自称。
古く中国では一般に「われ」の意に用いたが、秦の始皇帝から天子に限定して自称するようになった。

ぐそう(愚僧)
僧侶の謙称。悟りを開かぬ愚かな僧の意。

せっそう(拙僧)
僧が自分自身をいう謙称。愚僧。
「拙」は「才能の乏しい」意で、自分の謙称。

ほんかん(本官)
官職にあるものの自称。官吏(かんり/役人)としての私。警察官などが用いる。

ほんしょく(本職)
官職にあるものの自称。官吏(かんり/役人)としての私。本官。

しょうかん(小官)
官吏(かんり/役人)の謙称。地位の低い官吏の意。

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参考文献:『広辞苑 第五版』『新明解国語辞典 第五版』『類語選びの辞典』ほか。

日本語の人称代名詞

■日本語の人称代名詞

◆人称(にんしょう)

話し手との関係を表す文法範疇。話し手自身を指す一人称(自称)、話しかける相手(聞き手)を指す二人称(対称)、それ以外(第三者)を指す三人称(他称)の3種に分ける。いずれかはっきりしない場合、これを不定称ということがある。

◇人称代名詞(にんしょうだいめいし)

代名詞のうち、(事物・場所・方向を指示する指示代名詞に対し)人を指示するもの。「私」「あなた」「彼」「誰」など。人代名詞(じんだいめいし)。

▽目次
一人称(いちにんしょう) ……話し手自身を指す代名詞。第一人称。自称
二人称(ににんしょう) ……話し相手(聞き手)を指す代名詞。第二人称。対称。
三人称(さんにんしょう) ……会話の当事者以外(第三者)を指す代名詞。第三人称。他称。
不定称(ふていしょう) ……不特定または未定の人を指す代名詞。

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参考文献:『広辞苑 第五版』『新明解国語辞典 第五版』『類語選びの辞典』ほか。

人名用漢字(2010年改訂)

■ 人名用漢字[2010年版]

常用漢字以外に人名(子の名前)に用いて差しつかえないと認められた漢字。
戸籍法施行規則第六十条に基づく。

このページでは2010年11月の改訂の人名用漢字を基本に、その後追加された漢字も掲載しています。

最新の人名用漢字は、法務省のページで確認してください。
法務省:子の名に使える漢字

☆戸籍法施行規則第第六十条について
第六十条 戸籍法第五十条第二項の常用平易な文字は、次に掲げるものとする。
一 常用漢字表(平成二十二年内閣告示第二号)に掲げる漢字(括弧書きが添えられているものについては、括弧の外のものに限る。)
二 別表第二に掲げる漢字
三 片仮名又は平仮名(変体仮名を除く。


人名用漢字は、1951年に初めて定められました。この時の数は92字。その後少しずつ字種・字体が追加されていきました。
2004年には大幅な追加が行われ、983字になりました。
2009年4月30日に2字「祷」「穹」を追加し985字になりました。。

2010年11月30日の常用漢字表の改訂に伴い、人名用漢字も改訂。
それまでの人名用漢字は985字。
うち常用漢字以外の漢字776字+常用漢字の異体(旧字など)が209字。

2010年11月の改訂で、計861字になりました。
(1)人名用漢字から常用漢字表に入る129字を削除。
(21)常用漢字表から削除される「勺、匁、脹、銑、錘」の5字を、人名用漢字に追加。
(3)「弥」「曽」「瘦」の3字が人名用漢字から常用漢字になり、その旧字である「彌」「曾」「瘦」が常用漢字の異体として人名用漢字表の(二)に移動。

(1)~(3)の変更で、人名用漢字は表1が 776-129+5-3=649字、表2が 209+3=212字で、計861字になります。

 2015年に「巫」、2017年に「渾」が追加されて863字となりました。

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人名用漢字別表(2004年版)

■ 人名用漢字

常用漢字以外に人名に用いて差しつかえないと認められた漢字。

 人名用漢字は、1951年に初めて定められました。この時の数は92字。その後少しずつ字種・字体が追加されていきました。
 2004年には大幅な追加が行われ、983字になりました。
 2010年の常用漢字表改定により、人名用漢字の一部が常用漢字に含まれたため人名用漢字は861字に減りました。
 2015年に「巫」、2017年に「渾」が追加されて863字となりました。

このページで紹介しているのは2004年に発表された「人名用漢字別表」(983字)です。

▼参考資料
人名用漢字表・別表第二 漢字の表(第六十条関係)|法務省
(pdfファイル)
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常用漢字異体字(旧字)2010年版

常用漢字表に丸括弧に入れて添えられた「康熙字典体」で現代の常用漢字と異なる字体。いわゆる「旧字」。
戸籍に子の名前として使用できる漢字は「常用漢字」「常用漢字表に記載された異体字」「人名用漢字」。
(▽)は常用漢字表に表記されている異体字で、通常のJIS漢字コードでは表示できない機種依存文字。
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常用漢字一覧2010年版

常用漢字の解説はこちら。
常用漢字とは(2010年版)(別ページ)

《常用漢字表/参考資料》
常用漢字表(平成22年11月30日内閣告示) – 文化庁
(PDF形式(3.38MB)
「本表」には字体、音訓、語例等を併記してあります。
「付表」には当て字や熟字訓など、一字一字の音訓として挙げにくいものを語の形で掲げてあります。
他に自体のデザインの許容範囲について解説。

常用漢字表の音訓索引 – 文化庁

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